2032年夏のブリスベンオリンピック開催に向け、現地ではインフラ工事が急ピッチで進められています。
その中で、同都市の地下鉄工事 (Cross River Rail) における、トンネル吹付けコンクリート及び地下鉄軌道スラブにバルチップが採用されました。
*引用元) https://crossriverrail.qld.gov.au/about/project-overview/
今までにシドニーとメルボルンにて同様の地下鉄工事でもバルチップは採用されていましたが、これまでは駅周辺や避難坑など鉄道が走行しない部分がメインでした。しかし、今回は鉄道が走行するトンネルでの採用となり、同国にとって初めてポリプロピレン製のコンクリート補強短繊維を使用した箇所での事例となります。
また、日本や他国での実績と同様、鉄道が走行するレール下にある軌道スラブという部位でも採用となりました。
この2つの実績とも、鉄筋等の補強材を省略し、バルチップのみで補強しています。これにより、省人・省力化及び二酸化炭素排出量削減などの効果を発揮しました。
これからますます必要となる二酸化炭素排出量の削減に、ぜひバルチップをご検討ください。