たまに戸建て住宅の土間などにバルチップを使うことがあるかという質問をいただくことがあります。
建築におけるバルチップの使用可能部位は非構造部。
*非構造部・・・土間コン、嵩上げコン、屋上シンダーコン 等
そのため戸建て住宅の玄関土間のようなところでも全く問題ありません。
今回施工するのは庭の一部(下画像の赤線で囲んである部分)
自宅ということもあり、下地もそこまでしっかり作っていなかったので場所によっては5cm以下になるようなところも…
ワイヤーメッシュだとかぶりも取れず、形状も複雑なのでひび割れ抑制と省力化を兼ねてバルチップMK3530を使用。
普段 業務で試験練りも行うため、コンクリートの練り混ぜの大変さは把握していますが、
今回は大した道具もなく、ハンドミキサーとトロ船で対応。
トロ船が小さく作業が大変だったので、もう少し大きいものを用意しておくべきでした…
配合も計算して計量しながら練ってみたのですが、ホームセンターで買った材料を使用したためか
配合の割にはフレッシュ性状があまり良くなく、結局 練りながらなんとか施工しやすいように調整。
慣れない作業で最後の仕上げがなかなか大変。
これを現場できれいに仕上げる職人さんの技術のすばらしさを実感しました。
ひび割れ抑制効果もしっかり出ていて素人の施工にしてはきれいに仕上がったのではないかと思います。