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ファイバーボールを起こさない工夫
2022.02.28

左:従来品 / 右:旧品

 

突然ですが、上の写真はどちらも同じ重量のバルチップが入っているように見えますか?

一見右側の袋の方が大きく、中身もたくさん入っているように見えます。しかし、実際はどちらも同じ重量(4.55kg)のバルチップが入っています。

 

 

実際に袋の中のバルチップを出してみても差は明らかです。下の写真で比較してみました。

①右側の旧品を使用した場合

 

 

②左側の従来品を出した場合

 

①と②で明らかに嵩が小さくなっています。

なぜ同じ重量でここまで差が出るのか。そこには当社の工夫があります。

もともと旧品は袋に詰める際に繊維同士が絡むことで嵩が大きくなっていました。

そこを改善するために、袋に詰める際繊維を一定の方向に揃えることで絡みを解消しました。

当社では『整列梱包』と呼んでいます。

 

結果として、嵩が小さくなるため運搬効率が上がったことはもちろんですが、

バルチップを生コンへ投入した際も繊維が絡んでファイバーボール(ダマ)になることがなく、混ざり具合も大幅に改善されました。

 

 

このように当社はバルチップをより効率的で使いやすいものにしていくために、今後も努力していきます。