沖縄出張時に、HPCが使われている物件を見てきました!
沖縄県の豊見城(とみぐすく)市役所にて採用されました。
写真に写っている薄いパネルが「HPC」です!
HPCってなんなの?という方は、まずは下記の記事をお読みください。
記事でも説明していますが、
「Hybrid Prestressed Concrete」
(ハイブリッド・プレストレスト・コンクリート)
通称「HPC」 (えいちぴーしー) と呼ばれる特許技術です。
緊張材として従来の鉄筋(PC鋼線)の代わりにカーボンワイヤーを、
そして補強繊維として「バルチップ」を使用しているため
薄くしなるコンクリートパネルが作ることができます。
従来のコンクリートのイメージは、【分厚い・重い・硬い】
しかしHPCは【薄い・軽い・柔らかい】
まさに真逆の発想ですね。
デザイン性はもちろんですが、軽量化による作業性の良さもHPCの魅力の1つです。
そんなデザイン性あふれるHPCを採用する現場が近年どんどん増えています。
今回の豊見城市役所の他にも琉球銀行牧港店(浦添市)などがあります。
今後もHPCが採用されている物件を定期的に紹介していきます。