オーストラリアの「シドニーメトロ北西線（Sydney Metro Northwest）工事」にてバルチップが採用されました。

 

 

数多くの案件でバルチップが使用されているオーストラリアですが、地下鉄のスラブ軌道ではこれが初採用。

(バルチップを使用した同様の工法は、日本・ヨーロッパ・北米で既に実績があります。)

 

 

 

 

このプロジェクトは、イギリスのMott MacDonald社によって設計され、オーストラリアのJohn Holland社とCPB社のJVによって施工されました。

 

オーストラリアで初めて合成短繊維を使用した地下鉄のスラブ軌道です。

 

 

 

 

 

その距離は約30km。

 

2016年にトンネルが完成した後、スラブ軌道工事などが完了。

 

第一期線が2019年5月にオープンしました。

 

 

 

 

 

 

 

今回のプロジェクトは100年の設計寿命、スラブレベル (水平) の正確性など難しい要求事項がある中で、バルチップによる鉄筋量削減、工期短縮などが施工条件に適している事が評価され、採用に至りました。

 

日本のみならず、全世界でバルチップの普及が進んでいます！