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物性表Products Data

製品名 バルチップ
JK
バルチップ
MK
バルチップ
PW・Jr
バルリンク
JK3548 MK3530 MK2018 MK2024 MK2030 MK7130
繊度 3,500dt 3,500dt 2,000dt 2,000dt 2,000dt 7,100dt 30dt 13dt
繊維長 48mm 30mm 18mm 24mm 30mm 12mm 12mm
公称繊維径 0.7mm 0.5mm 1.0mm 64.8μm 42.6μm
引張強度 530.3N/mm² 500N/mm² 480N/mm² 390N/mm²
引張弾性率 8,000N/mm² 7,000N/mm² 5,000N/mm² 5,000N/mm²
素材 ポリプロピレン(PP)
密度 0.91g/cm3
融点 160〜170℃
適合規格 JIS A 6208「コンクリート及びモルタル用合成短繊維」
NETIS KT-100021-VE(掲載終了) CG-070019-VE(掲載終了) CG-120039-A(掲載終了)

製品紹介Products Detail

バルチップJK

NETIS登録番号:KT-100021-VE(掲載終了)
JIS Q 1000に基づきJIS A 6208「コンクリート及びモルタル用合成短繊維」に適合

概要
バルチップJKは、セメントコンクリート用ポリオレフィン系補強繊維です。その性能は曲げタフネスの向上、剥離・剥落防止を目的としています。延伸加工・エンボス加工によりコンクリートへの接着性が増し、その補強コンクリートは高い曲げタフネスを生み出します。バルチップJKは、NEXCO(旧日本道路公団)の「トンネル施工管理要領(平成15年9月)」において、補強繊維(PP-1種-A)として使用可能となりました。
特長
より少ない量で補強効果が得られます。
JHS 730-2003 曲げ靭性試験において、繊維混入率0.3vol%でも、NEXCO(旧日本道路公団)の規格を十分に満足することが可能です。
剥離・剥落防止、曲げタフネスの向上。
ひび割れ発生直後に、バルチップJKがひび割れ面を架橋するため、コンクリートの剥落を防止することが可能です。また圧縮強度・曲げ強度は、ベースコンクリートと同等です。
耐腐食性に優れています。
バルチップJKは、ポリプロピレン製のため耐腐食特性に優れており、長期にわたって補強効果および、外観が維持されます。

バルチップMK

NETIS 登録番号:KT100021-VE(掲載終了)
JIS Q 1000に基づきJIS A 6208「コンクリート及びモルタル用合成短繊維」に適合

概要
バルチップMKは、独自の延伸・エンボス加工により高い付着性能を発揮するコンクリート・モルタル補強短繊維です。鉄素材による補強と異なり、錆びることが無く、軽量で作業性に優れるなどの特長があります。また、耐アルカリ性、耐薬品性にも優れるため、コンクリートやモルタル中では劣化の心配はありません。
特長
バルチップMK3530(建築用途)
主に土間床、外構、かさ上げ、屋上防水層押さえなどの非構造部位に使用するコンクリート・モルタル補強短繊維です。用心筋(鉄筋、溶接金網)を省き、短繊維補強コンクリートとします。用心筋省略による工期短縮と省人/省力化によるコスト削減、短繊維によるひび割れ抑制効果といったメリットがあります。
バルチップMK7130(軌道用途)
弾性直結/弾性バラスト軌道における、枕木下の高さ調整コンクリート補強繊維です。曲げ靭性向上によるひび割れ抑制筋の削減を可能とし、工期短縮の実現と更なるひび割れ抑制効果を発揮します。
バルチップMK3530, 2030, 7130(道路用途)
道路のコンクリート舗装(新設・補修)や床版上面増厚工法おいて、バルチップMKを添加することでひび割れ抑制効果が期待できます。加えて、繊維の架橋効果によりコンクリート片の剥離や欠けを抑制することも可能です。
バルチップMK2030(トンネル吹付け用途)
短繊維添加により曲げ靭性が向上し、ひび割れ・剥落に対して効果を発揮します。鉄と比べて比重が軽く、作業性・安全性の面で優れます。
バルチップMK3530(橋梁用途)
コンクリート構造物における、かぶりコンクリート片の剥落防止対策に使用される短繊維です。バルチップMKは、東/中/西日本高速道路株式会社「構造物施工管理要領」における、剥落防止性能に関する基準を満足します。また、床版の間詰めコンクリートでも使用可能です。

バルチップPW・Jr

          NETIS登録番号:CG-070019-VE(掲載終了)
JIS Q 1000に基づきJIS A 6208「コンクリート及びモルタル用合成短繊維」に適合

概要
近年、コンクリート構造物に対し、第三者に対する安全性の確保が強く望まれるようになり、また施工性および経済性に優れたコンクリートの剥落防止技術が求められています。これまで、萩原工業株式会社では,新設時において構造物に剥落防止性能を付与できる、ポリプロピレン短繊維を研究、開発し実用化しています。「バルチップPW・Jr」は、剥落防止技術の更なる向上を目指して開発した繊維です。
特長
優れた剥落防止性能。 
ひび割れ発生直後に、バルチップPW・Jrがひび割れ面を架橋するため、コンクリートの剥落を防止することが可能です。また圧縮強度・曲げ強度は、ベースコンクリートと同等です。
ライフサイクルコストを低減 。
「バルチップPW・Jr」を適用することにより、剥落防止性能を付与することが可能です。また,構造物の長寿命化が可能となり、更には維持管理の簡略化が図れるなど、ライフサイクルコストの低減も可能です。
耐腐食性に優れています。
バルチップPW・Jrは、ポリプロピレン製のため耐腐食特性に優れており、長期にわたって補強効果および、外観が維持されます。
用途
  • ◎橋梁 上・下部コンクリート
  • ◎トンネル覆工コンクリート
  • ◎法面吹付け
  • ◎各種構造物の頂版コンクリート
  • ◎プレキャストセグメントなど その他工場製品
  • ◎ボックスカルバート、擁壁
  • ◎砂防堰堤
  • ◎建築用途 (土間床など)  *鉄筋・溶接金網と併用して使用