近年、災害の数も増加しており、対策が要求されています。
特に山が多い日本において法面は常に不安定かつ脆弱性を持ちます。
崩壊リスクと隣り合わせで、その表面の浸食や崩壊を抑止するために法面の保護工事や補強工事が必要です。
全国の多くの法面吹付で使用されているバルチップ。地元 倉敷で出番となりました。
高架の奥に見えるところが今回の施工現場です。
こちらの現場、総社方面から倉敷方面へ向かうときにはよく見えます。
もし周辺を通行することがあれば土手沿いの道路左手側にご注目下さい。
○バルチップを添加したコンクリートは、金網補強コンクリートと同等以上の曲げ強度、曲げタフネス(靭性)を有する。
⇒金網を除くことが可能
⇒工期短縮、危険作業の回避
○コンクリートに添加することで、吹付け面でのダレが抑えられる。
⇒作業性の改善、吹付け材のロス低減
○コンクリートに添加することで、ひび割れが発生した際、ひび割れ間での繊維の架橋効果により
ひび割れの進展が抑制される。また、コンクリート塊の剥離・剥落が抑制される。
⇒耐久性向上(ライフサイクルコスト低減)
⇒美観保持、第三者被害の防止
○耐アルカリ性に優れ、また、鉄のように錆びることがない。
○一般の吹付けシステムで練混ぜが可能。
○添加したコンクリートのポンプ圧送性は、添加しないコンクリートのそれと変わらない。