バルチップを応援して下っている生コン工場の一つに、兵庫県にある㈱泰慶があります。
「バルチップを現場で使用した後、バルチップ入り残コンの処理をどうしたらよいか?」
バルチップの営業をしていると、このような質問をゼネコンや生コン工場からよく聞かれます。
㈱泰慶では残コンをコンクリートブロックにして販売しており、バルチップが入っていても通常の残コンと同じで型枠に詰めてブロックにしています。
↑従来のコンクリートブロック。現在400個の注文が入っており、かなり売れ行き好調です。
㈱泰慶では昨年末から新タイプのコンクリートブロックも販売しています。(旧タイプも販売中)
↑これが新タイプのコンクリートブロック。なんだか子供の時に遊んだレゴブロックを思い出しますね。
この凹凸をつけることで、ブロックを重ねた際に凹凸がしっかり噛み合い安定性もアップします。
また凹凸があることで、フォークリフトでの運搬やナイロンスリングでのつり上げ作業が簡単になりました。
↑ちなみに、型枠はこんな感じです。
㈱泰慶ではこのコンクリートブロックがあるため、繊維入り残コンの受け入れは何の問題もないそうです。
従って、繊維の使用を快く受け入れてくれています。
コンクリートブロックで全ての繊維入り残コン問題が解決するわけではありませんが、解決に向けた1つの糸口としてご紹介いたしました。