遊水地という場所をご存じでしょうか?
遊水地とは洪水時の河川の流水を一時的に貯留させる土地のことです。
新潟県の遊水地の法面にバルチップMKが使用されました。
目的は主にひび割れ対策。
原設計ではワイヤーメッシュが使用される予定でしたが、厚みがあり勾配が付いているのでワイヤーメッシュの敷設が困難でした。
そこでバルチップMKを検討することに。
ワイヤーメッシュから代替することで、施工手間の削減、コストダウンにも繋がりました。
更に遊水地は屋外で河川近くのため水の影響を良く受ける場所にあります。
ワイヤーメッシュであれば、ひび割れ箇所から水が浸透し錆びる心配がありますが、
バルチップは錆びる心配が無いという利点があり屋外での採用にも最適です。
工場や倉庫のような屋内の建築用途だけでなく、法面や護岸でも鉄筋・ワイヤーメッシュ代替でバルチップMKは使用されています。
鉄筋敷設など施工が困難な場合や、ひび割れ抑制をしたい箇所には是非バルチップをご検討ください。