コンクリート補強短繊維を使用する際に気になるのが表面露出。
露出した繊維はどう処理するのが一番いいのかという質問をいただくことがあります。
今回はもし繊維が表面に露出してしまった場合の処理方法をご紹介します。
処理の方法としては下記の二つ。
一つはスクレーパーを用いて繊維を切断する方法。
バルチップの素材はPP(ポリプロピレン)のため比較的容易に除去可能ですが
繊維をピンポイントで見つける必要があるため、面積の大きい現場にはもう一つの方法がオススメです。
もう一つの方法とはバーナーで溶かすやり方。
PPの融点はそれほど高くないため火で炙るとほとんどの部分が焼失します。
大きめのバーナーであればスクレーパーに比べて広い範囲を一気に処理できます。
バーナーを使えばコンクリートに悪影響を与えることなく短時間で処理可能です。