国土交通省のサイトに道路に関する新技術の活用としてバルチップが掲載されました。
参考:道路:現場実装する技術(R5~) – 国土交通省 (mlit.go.jp)
掲載されたのは令和5年3月にできた「トンネル覆工のはく落発生抑制技術ガイドライン(案)」において。
道路トンネルでは覆工コンクリート片の剥落により、車両や利用者への事故、道路交通への影響が発生する可能性があります。
こうした事故を防ぐために、定期的な点検が必要となります。
新設トンネルでは、事前に剥落対策を実施することで剥落による事故が防止できるとともに定期点検の作業軽減にも繋がります。
剥落対策としてコンクリートにバルチップを混入することで繊維の架橋効果によりコンクリートを繋ぎ止めることができます。
万が一、内部鉄筋の腐食膨張等によりコンクリートの表面が剥離しても直ちにコンクリートが落下することはありません。
逃げる時間や発見から補修までの時間を稼ぐことができるため、剥落事故の被害を防ぐことができます。
参考:トンネル覆工のはく落発生抑制技術ガイドライン(案)(令和5年3月)
今回のガイドラインでは、繊維補強コンクリートでの剥落対策として「バルチップJK」と「バルチップPw.Jr」の製品情報が掲載されています。
どちらも剝落対策として実績多数。
技術提案などバルチップを検討する際の製品データとしてご活用ください。