今回はバルチップが実際に使用された現場のご紹介。
場所は奈良県、某メガソーラー。
この現場では張りコンを打設し、そこにアンカーを打ち込むことで太陽光パネルを固定する計画でした。
もともと溶接金網(ワイヤーメッシュ)を使用する予定でしたが、敷設手間削減のためにバルチップへの切り替えを検討していただきました。
また、溶接金網の場合、金網に当たらないようにアンカーを打つ箇所を調整する必要がありますが
バルチップであればその心配もなく、どこにでも打ち込めるといった利点もあります。
懸念点はアンカー引抜き性能が十分あるかどうかというところ。
そこで溶接金網を設置したコンクリートとバルチップを添加したコンクリートでアンカー試験を行い、引抜き性能評価しました。
結果、それぞれでアンカー引抜き性能に違いは見られず
「溶接金網 → バルチップ」へ切り替え可能であるとの判断になりました。
面積は約10,000m²以上。
これだけの広さだと溶接金網の敷設だけでも相当な手間がかかりますが
バルチップだとその手間がゼロになります。
省人化、省力化にはコンクリート補強短繊維「バルチップ」をご検討ください!