以前、ご紹介した補強繊維バルチップMKのコンセプトである「用心筋代替」
今回は溶接金網と比較してみましょう。
「メッシュ筋(溶接金網)」・・・鉄製の丸棒を10~15cm間隔で網状に溶接したもの。コンクリートのひび割れ抑制を目的に敷設されています。
しかし、このメッシュ筋、なかなかの曲者で注意して作業しないと全く効果がなくなってしまいます。
敷設の際、下の写真のようにスペーサーをかませて所定の高さに調整しておかないといけません。
そうしてコンクリート中の適切な位置に配置されることではじめて効果を発揮します。
きちんと調整するにはスペーサーを細かく配置する必要がありますが、実際には細かく配置されることはあまりなく
生コン打設の際に人が上に乗ったりすると部分的にたわむところが出てきてしまいます。
こうなるときちんとしたひび割れ抑制効果が発揮できず。
また、屋上シンダーの場合、これらの材料を屋上まで運び上げないといけません。
クレーンで上げるにしても少なからず手間がかかる…
(ざっくり1m²当たりの溶接金網の重さは2~4kg。数百kg以上になることも少なくありません)
【材料運搬→敷設→(たわまないように注意しながら)打設】 と工程も多い。
バルチップなら
【生コン車へ投入→ポンプで圧送して打設】するだけ。
面倒な運搬や敷設もなく労力も大きく削減。
さらに足元も安定するため安全に作業が可能!
メッシュ筋と比較して現場の作業負荷軽減や工期短縮はもちろんのこと、条件によってはコストを削減することもできます。
今回の現場は使える?この条件では?等々、お気軽にお問い合わせください↓