コンクリート用補強繊維~バルチップ~、その名前の由来をご存知ですか?
当社の親会社である萩原工業が「バルチップ/BarChip」を商標登録してから今年で25年が経ちました。
いまや国内外で多くの方々に認知いただけるようになりました。
実は英語圏のお客様にも「BarChipは耳馴染みが良いね」と評判がいいそうです。
今回は会社名でもある「バルチップ/BarChip」の名前の由来について紹介していきます。
製品の名前の由来で多いのが、
じゃがりこ(“ジャガイモ”+当時の開発担当の友人である”りかこさん”の組み合わせ)のように
関連のある単語を2語組み合わせて誕生するケースです。
バルチップはBar〈棒状〉とChip〈切片〉の2語を組み合わせて誕生。
ではバルチップの名前の後につくMKやJK等のアルファベットは何を意味しているのか。
■バルチップMK
繊維の形状を表すモノフィラメント「M」と高強度〈Ko-Kyo-Do〉の頭文字「K」を組み合わせた造語。
(※高強度=High strenghではない)
■バルチップJK
日本道路公団の略称「JH」の頭文字「J」と高強度〈Ko-Kyo-Do〉の頭文字「K」を組み合わせた造語。
※JKはNEXCO(旧日本道路公団)の繊維補強覆工コンクリートの仕様に入っています。
■バルチップPW.Jr
PW(ポリウェーブ)とJr(年下、後輩)を組み合わせた造語。
※PW.JrはJRの橋梁剥落対策の仕様に入っています。
元々ポリウェーブという波状の太径繊維があり、その製品の”弟分”ということで名づけられました。
上記のように、意外とシンプル?なネーミングです。
以上、バルチップの名前の由来の紹介でした。