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こんなところにバルチップ!?~沖縄・HPC編~
2020.11.02

沖縄出張時に、HPCが使われている物件を見てきました!

 

 

 

 

沖縄県の豊見城(とみぐすく)市役所にて採用されました。

写真に写っている薄いパネルが「HPC」です!

 

 

 

 

 

 

HPCってなんなの?という方は、まずは下記の記事をお読みください。

 

 

コンクリートの常識を変える「HPC」

 

記事でも説明していますが、

「Hybrid Prestressed Concrete」

(ハイブリッド・プレストレスト・コンクリート)

通称「HPC」 (えいちぴーしー)  と呼ばれる特許技術です。

 

緊張材として従来の鉄筋(PC鋼線)の代わりにカーボンワイヤーを、

そして補強繊維として「バルチップ」を使用しているため

薄くしなるコンクリートパネルが作ることができます。

 

 

従来のコンクリートのイメージは、【分厚い・重い・硬い】

しかしHPCは【薄い・軽い・柔らかい】

まさに真逆の発想ですね。

デザイン性はもちろんですが、軽量化による作業性の良さもHPCの魅力の1つです。

 

 

 

そんなデザイン性あふれるHPCを採用する現場が近年どんどん増えています。

今回の豊見城市役所の他にも琉球銀行牧港店(浦添市)などがあります。

 

今後もHPCが採用されている物件を定期的に紹介していきます。